2023年度事業テーマ

 

『市民参加型による地域活性化をめざす』

 

昨年度は新たな交流の拠点となった「とみやど」を中心に、かつて富谷しんまち地区の文化として根付いていた「盆踊り」の復活や宮城県最古の歴史ある酒蔵「内ヶ崎酒造店」と協働した「はしご酒」などしんまちの歴史や文化を活かしたイベントの開催が実現しました。この取り組みを継続させるため、市民活動団体や地域住民が積極的に参加できる地域活性化活動を目指します。

事業内容

 

①道路環境ワーキンググループ・・・県道の歩行者安全確保やしんまち地区の駐車場への案内表示などの改善を目指す

 

②地域まつりワーキンググループ・・・過去に実施されていた地域の風土的なお祭りを復活させ、しんまちの住民が参加できる仕組みづくりを目指す

 

③地域資源ワーキンググループ・・・歴史的な建物や過去から語られている物語などを掘り起こし、地域資源として復活させることを目指す

活動実績報告

 

道路環境ワーキンググループ

 

しんまち地区における交通安全や駐車場整備について、本年度は主な活動実績なし。
来年度は市や県などと連携して道路環境整備を進めていく方向性を確認した。

地域まつりワーキンググループ

 

昨年度復活させた盆踊り文化に加え、春夏秋冬の季節に合わせた催しを実施した。富谷しんまち地区の事業者と協力し、交流の拠点である「とみやど」を中心にしんまちへ広がりをつくることができた。
【成果】
①4月:しんまち春まつり(来場者数6,121名)
②8月:納涼しんまち盆踊り大会(来場者数2,122名)
③10月:とみやどハロウィン(来場者数1,410名)
④1月:しんまち新春福祭り(来場者数2,945名)

地域資源ワーキンググループ

 

歴史的資源を活かした新たな拠点整備に加え、文化の復活を目指した活動で地域の歴史や文化を発掘できた。
【成果】
①荷宿NIYADO(テレワークセンター)の施設オープンにより、しんまちの交流拠点が増えた。
②熊野神社との連携により、かつて実施していた神輿文化の復活に成功した。

協議会の様子

 

第1回富谷しんまち活性化協議会
日時:2023年7月12日(水)18:30~20:00
場所:富谷市役所
参加人数:41名
今年度の新協議会委員メンバーの紹介と会長、副会長、委員の委嘱を行いました。昨年度に引き続きワーキンググループの設置案について説明があり、地域連携ができるよう地域住民や事業者も協力していくという全体の認識合わせができました。また、8月の盆踊り大会を含む富谷しんまちの年間イベントの企画案の発表と新たにオープンした「NIYADO(テレワークセンター)」の関係者挨拶と今後の活用方法について着任スタッフや宮城大学生からアイデアの共有がありました。

 
 

第2回富谷しんまち活性化協議会
日時:2024年3月19日(火)18:30~20:00
場所:富谷市役所
参加人数:32名
本年度の振り返り、活動実績について各関係者から報告がありました。来年度以降、より良い活性化活動としていくための意見交換が活発に行われ、出席者の方々の思いや意気込みなどを発表する充実した時間にもなりました。