奥州街道宿場町 富谷しんまち
とみやはちみつプロジェクト

「なぜ、富谷ではちみつなのか」と不思議に思ったことはありませんか？ 実は、はちみつを集めるミツバチは環境指標生物に位置付けられており、ミツバチが元気に成育する地域は、人間にも住みよい環境であると言えるのです。 富谷は自然が豊かで、はちみつが豊富に取れる可能性は大いにありました。 そうした考えから2016年度、盛岡市の養蜂家と市内NPO法人SCRの協力のもと、市庁舎屋上に巣箱を設置し、養蜂・採蜜の実証実験を行いました。 約2ヶ月間の実証期間に採れたはちみつは目標の50Kgをはるかに超える200Kgにもなり、これはミツバチが富谷市の住みよい豊かな自然環境を証明してくれたといえます。 この結果を踏まえ、2017年度にSCR代表の村上幸枝さんを会長として「とみやはちみつプロジェクト推進協議会」を発足し、メンバーとして市民21名の方が参加して、「はちみつプロジェクト」が4月にスタートしました。 巣箱には現在約7万2000匹の西洋ミツバチが住んでいます。 2018年度は146Kgの収穫があり、2019年度はそれを上回る収穫を目指しています！