令和6年度の富谷しんまち活性化協議会は、富谷市の発祥地である「しんまち」の歴史的な価値を再認識し、地域資源を活かした共創型のまちづくりを推進する方針のもとスタートしました。町役場の移転により商店街のにぎわいが落ち着いたこの地域は、今もなお宿場町としての面影を残し、その中で「TOMI+」「荷宿」「とみやど」の3施設が連携するプロジェクトが展開されています。市長が塾長を務める「富谷塾」には100名を超える市民が参加し、市民団体(はにかむ富谷、NPO法人SCR、和文化交流プロジェクト、NPO法人AGAINなど)とも連携しながら、多様な可能性を掛け合わせる市民参加型のプロジェクトが推進されています。協議会では、宮城大学との「共創ラボ」事業とも連携し、地域のさらなる活性化と自立自走を目指し、未来志向の取り組みが本格始動しています。
• 宮城大学共創ラボとの連携による「未来創造型エリアリノベーション」
• 地域住民・学生・事業者が交差する共創の場の形成
• 情報共有・事業提案のための「3拠点連携会議」の定期開催
• 学生・社会人による新ビジネス創出の実験支援
• 塾生・シェアオフィス入居者とのマッチング
• 地域課題に応じた新しい事業企画の実践
• 協議会の定例開催(年3回)と各検討部会の運営
• 市民や地域団体の声を反映したまちづくりの方針検討
• 自立・自走型の運営体制の構築に向けた継続的な検討