写真家の浅田政志が、新町の住民や新町を拠点に活動するみなさんとともに13シーンの写真撮影に挑みます。 事前取材をもとに、写真で描くシーンを話し合い、みんなで1枚の写真を作り出します。 富谷・新町の長い歴史を物語る写真、新町に集まる人と人とのあたたかい関係を可視化する写真、新町を舞台にふくらむまちづくりへの熱い思いがあふれる写真が生まれます。この13の作品を、新町の各所に展示して、皆様にご覧いただきます。
1979年三重県生まれ
2009年写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。
その後、全国各地で活動。
水戸芸術館でのファッションデザイナーKeisuke kandaとのコラボレーション、秋田県フリーマガジン「のんびり」やANAの機内誌「翼の王国」での連載企画、企業広告、雑誌など、ジャンルを問わずその活動の場を広げている。被写体はコブクロからくまモンまで、実に幅広い。
国内外で個展、グループ展を精力的に開催。著書には「NEW LIFE」(赤々舎刊)、「家族新聞」(幻冬舎刊)、 「通学路」(プランクトン)、「八戸レビュウ」(美術出版社刊)、「くまモン、どこ行くの?」(飛鳥新社)、 「南予写真 NANYO」(日本文芸社)、「いまバリィさんぽ」(ザメディアジョン)、「家族写真は「」である」(亜紀書房)、「卒業写真の宿題」(赤々舎)、「アルバムのチカラ」(赤々舎)などがある。
浅田政志をモデルにした嵐の二宮和也主演、映画「浅田家(仮)」が、2020年全国東宝系にて公開予定。
新町の歴史の舞台となって来た2箇所の古い建物空間を舞台に、「生まれ変わる」ということについての様々な問いに出会っていただき、希少な富谷茶もしくは桃生産の伊達茶を味わいながら、その答えを思考するアートイベントを行います。その歴史的な空間の中で、400年もの町の人々の営みに思いを馳せ、未来がその無数の人びとの日々の上に葉を繁らせていくことを再発見していただきます。 事前申し込みをいただいた皆様に時間指定でお越しいただきます。 1つ目の会場で、「生まれ変わる」ことをテーマにした哲学的な問いとの出会いがあります。 2つ目の会場では、お茶とお菓子との出会いが待っています。瞑想的な空間の中で、静かに問いの答えを記していただきます。 参加者の答えは、新町のまちづくりに携わるみなさんへフィードバックされます。